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  • 執筆者の写真Taro Okamoto

こころとからだの解放区



12/19にゲシュタルト療法の体験ワークショップ「こころとからだの解放区」を開催しました。

はじめての自主企画でした。どうなるかなと心配でしたが、おふたりの参加者が来てくださり、無事終えることができました。



ゲシュタルトでは、今ここで自分が感じていることに「意識を向け」、「十分に経験すること」「表現すること」を大切にします。

生き物として、今の自分に何が起きているか、自分と他者・環境との関係で何が起きているか、そして何を必要としているか、それは「からだ」が知っている、というスタンスをとるからです。



心残りのある過去について語り、整理していくだけではなく、そのことを今ここのからだでしっかりと味わい、からだから表現することで、その心残りが終わっていったり、何か自分にとって腑に落ちる、意味ある気づきへとつながっていきます。ただ頭で想像するだけの世界とは違った世界が、あらわれてきます。

今回のワークショップでも、それぞれの方が持たれているテーマや未消化なことがらについて、心と身体の両面でゆっくりと触れていく時間となりました。



そして、グループの中で行うことで見ている方も共鳴します。皆がその場で感じていることをシェアしていく中で、場の一体感が生まれていきます。

劇を見に行くと、役者の真に迫った表現に観客は心が動きます。演じる方も、役を通して自分自身の何かを表現することで、癒しや生きる力を得ているかもしれません。役者と観客、それを包む劇場、それらすべてがあるからこそ、劇という場は成り立ちます。

グループ・セッションはそのような意味や効果があると思います。



生き物として、自分の生きる力、生きる感性に気づく場。

そういった自分へと解き放つことのできる「解放区」、今後も続けていきたいと思います。

次回は来年2月20日(日)13時~17時で開催予定です。

お申し込みはフォームからお待ちしています。



さて、2021年ももう残り僅か。

今年はささやかながら、このenという場とともに歩みだした始まりの一年でした。

たくさんの励ましやサポート、出会いを頂きました。本当にありがとうございました。

来年も、僕らしい歩みで、より多くのenを結んでいけたらと思います。



それでは、よいお年をお迎えください。





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